お酒を飲まないのにγ-GTPが高い

お酒を飲まないのにγ-GTPが高い

お酒は飲むとγ-GTPの数値が高くなることはよく知られていますが、お酒を飲まないにも関わらずγ-GTPの数値が高い人もいます。

 

γ-GTPとはたんぱく質分解酵素で、肝臓で作られて胆汁の中に含まれるようになっています。ですから、胆汁の流れが悪くなれば血液中に流出するようになっています。

 

γ-GTPは、アルコールの摂取によって数値が上がりますが、ほとんどお酒を飲まないのに数値が高いのは、薬剤性肝障害といい、薬の影響による肝機能の低下が起こっている状態です

 

こういった状態になるのは、抗生物質や解熱・鎮痛薬、中枢神経作用薬、抗がん剤などの多くの種類に見られます。ただ、薬の成分の中で体に負担になるものは肝臓において解毒が行われますので、どういった種類の薬でも対象になります。漢方薬は健康によいイメージがあると思いますが、漢方薬だとしても肝臓への負担はあるのです。

 

γ-GTPは、肝細胞が壊れていくにつれて高くなりますから、お酒ではない他の理由によって肝臓が悲鳴を上げているのかもしれません。

 

非アルコール性脂肪性脂肪肝という肝障害が増えていて、これは肥満や糖尿病との関連が深いものとされています。これは肝硬変に移行する確率が高く、できる限り予防が大切です。文字通り、肝臓に脂肪がつく病気で、過食やカロリー過多などが原因になって発症しますから、そういったカロリーの摂取に注意を払うようにすると良いでしょう。